取材協力:辻村明子さん
紙芝居上演のスキルアップと、作って食べて交流しよう!を目的に、3/17(日)青森エリア主催で「和菓子づくり体験」が行われました。
場所は会の仲間である高谷優子さんのお店『スマイル&スプーンキッチンスタジオ』さんです。普段は、体に優しいバランスの良い定食ランチが人気のお店ですが、料理教室や和菓子作り教室も開催しています。
まずは紙芝居講座です。
あおもり野菜ソムリエの会オリジナル紙芝居『みどりちゃん』を使った食育活動をさらに展開していくために、多くの会員に関心をもってもらい、かつ上演する仲間を増やすべく開催するシリーズ研修で、先週の八戸に続き2回目です。
フリーアナウンサーである上明戸会員から、この紙芝居の「特長や盛り上げ方」と、上演するにあたり「気をつけたいこと」などの説明がありました。
登場人物が複数いるので、一人で演じ分けるのは難しいので、やはり何人かで分担したいですね。そのためにも多くの会員のみなさんが参加してくれることが望まれます。
伝えたい「大事なこと」「カギとなる言葉」は、丁寧にゆっくり間を意識しましょう。
またペープサートの使いかたや、子どもたちとのやり取りに困惑しないよう、あらかじめ上演前にチームでの打合せが必要なことも再確認しました。
今回は特別に外部からのゲスト参加として、食育活動の盛んなスーパーマーケット『カブセンター』(紅屋商事株式会社)より、食育チームの三人をお迎えし、この紙芝居を紹介しつつ、今後なにか一緒に食育活動の幅を広げられたらと願いアドバイスもいただきました。
紙芝居研修の後はお楽しみの「交流会」です。和菓子作りと茶の湯体験です。
スマイル&スプーンの高谷さんは製菓衛生師でもあります。豆を炊いてあらかじめ練り切りの材料は揃えてくださっていたので、私たちは細工を楽しむのみ!ラクして美味しい、なんて幸せ!!
「りんご」「桜(型押しと5弁作りどちらか)」「春霞(…だったかな?」
同じ材料を使って、同じようにやっているのに、人によってずいぶん出来上がりに違いがあるようです。特に5弁の花びらを表すのには5等分バランスが難しかったり、力加減がわからなかったり…うまくはいかないけれど、キャッキャッ楽しみながら世界に一つだけのお菓子に仕上がりました。
この練り切りの手法で、お家でカボチャやサツマイモのあんを細工したら面白いかもしれませんね。
(高谷先生の作品)
さぁそして、和菓子の後はせっかくだから…と茶の湯体験。
難しそう、お行儀に厳しそうというイメージがありますが、ただ和やかに美味しくお茶をいただくことが何より。
それでも大切なのは「いただきます」「お先に頂戴します」「ごちそうさまでした」という、同席した方々とのやりとりです。これは食育にもつながること。とかく、個食・孤食であればこのような言葉が口から出てこないものです。
皆さんそれぞれ、一服目は茶筅でお茶を点ててみましたが、お茶や湯の量、力加減が難しかったようです。二服目は講師が点てたところ、みなさん「美味しい」「まろやか」「あまい」など褒めていらっしゃいましたが・・・それはね 笑
ほかの人が点ててくれた(淹れてくれた)お茶は、特別に美味しいってことでーす。
誰かが心をこめて作ってくれたお料理やお茶って、ほんとに美味しいですよね!!
普段なにげなく「抹茶」とは言っていますが、「お濃茶」と「お薄」があることや、お菓子もそれにあわせて、練り切りなどの「主菓子」または、水分の少ない「干菓子」と使い分けることは知らない方も多かったようです。(この日の取り合わせはご愛敬(;^_^A)
今回も楽しく美味しく交流できました。次回は3/20弘前エリアで開催予定です。
(持ち帰ったお菓子、家族と美味しくいただきました)
Comments