知る人ぞ知る「かたーい豆腐」として根強いファンのいる、西目屋村の豆腐づくりを体験してきました。
記事協力:坂本司子さん
これは2月23日(祝)に、弘前エリアメンバーを中心に企画され当会各地域から会員が参加し開催されたものです。西目屋村といえば世界遺産白神山地の玄関口です、はるばる十和田市からも食いしん坊が参加しました。荒天でなくて良かったです。
教えてくださったのは、工藤治子(はるこ)さんです。
まずはお豆腐が出来るまでの工程をザっとご紹介します。
1,乾燥大豆を水に浸し戻す(冬2日、夏1日)
2,戻した大豆をミキサーにかけドロドロにする
3,沸かした湯に➁を入れて、吹きこぼれないように煮る
4,こし布で➂を絞って、豆乳とおからに分ける
5,豆乳に苦汁(にがり)を打ち、沈むのを待つ
※「うつ」って言うんですね!囲碁みたいw
6,分離したら箱型に入れて水切りする
7,水切りが終わったら型から外すと出来上がり
8,切り分けて水のなかに放す
お豆腐作りは「待つ」時間が長いのです。だからといって放ったらかしはいけません。
特に➂の豆が煮えるまでは適度に構ってあげないと、よく煮えないんだそう。
「おいしくなあれ」の魔法をかけないとね!
参加したひとたちは質問攻め、興味津々で分離した水まで試飲するほど。
できたての汲み上げ湯葉の味、市販の豆乳との味の違い、豆腐の甘み、湯気の香り
おからのしっとり感…忘れられない体験になったようです。
工藤さんは山に行くときは朴葉におにぎりを包んで持っていくのだそう。
自然豊かななかでの暮らしによるお話も楽しくて、会話が弾みました。もちろん
お豆腐づくしのランチも美味しくいただきました。
お土産は、一丁半のかたーい目屋豆腐、ふんわりおから、おからみそ。
一同、大満足!
また次の開催も企画するそうなので、ぜひご期待ください
Comments